マッチングアプリを利用する人は近年増加傾向にあります。人が増えてもやっぱり知らない人と会うのは不安に感じるものです。怖いニュースもたびたび報道され普段出会いが少ないので利用しようか迷う人も多いでしょう。
2023年MMD研究所の調査によるとマッチングサービス・アプリ利用経験者は39.7%となり増えている印象があります。(マッチングサービス・アプリの利用実態調査より)
利用者が増加する背景には、以前よりもサービスを安心安全に利用できるように配慮されていることもあります。
この記事ではマッチングアプリの安全性と利用時の確認ポイントや注意点ついて書いています。
マッチングアプリの安全性
この記事では会員数がとくに多いPairs(ペアーズ)のサイト情報を確認しながらマッチングアプリの安全性について紹介しています。
運営会社を確認する
マッチングアプリの安全性を知りたい人は、運営会社が安心安全なサービスを提供しているか確認しましょう。
インターネット異性紹介事業届出済みか確認する
インターネット異性紹介事業届が出されているか確認してみましょう。
インターネット異性紹介事業とは、面識のない異性との交際を希望する者の求めに応じて、異性交際に関する情報をインターネット上で公衆に閲覧させ、かつ、閲覧した異性交際希望者が電子メール等で相互に連絡することができるサービスを、反復継続して提供する事業のことで、いわゆる「出会い系(マッチング)サイト」・「出会い系(マッチング)アプリ」等と呼ばれています。
警視庁サイトより引用
すべてのマッチングアプリが「インターネット異性紹介事業届」が出ているわけではないので、心配な人は確認しましょう。
公式サイトにアクセスするとページの下のほうに下記のように掲載されています。
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
登録時に本人確認証の提出を義務付けている
やりとりする相手が未成年者の可能性もあるため、本人確認証の提出を義務付けているマッチングアプリを利用しましょう。
ペアーズのように会員数が多いマッチングアプリは、本人確認証の提出がないと会員同士でメッセージのやりとりができません。
安心安全に利用するためにも本人確認が必須のマッチングアプリを利用するようにしましょう。
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
個人情報・セキュリティの安全性
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
Webサイトを運営する事業者が、個人情報の取扱いについて一定の基準に適合しているかを審査・認証するプログラム
(JPAC 一般社団法人日本プライバシー認証機構サイトより引用)
基本的人権の尊重等の認証基準に基づく審査を行い、適正に運営される事業者について認証マークを付与する制度
(ims 結婚相手紹介サービス業認証機構サイトより引用)
実名が表示されない
友人や会社の同僚にマッチングアプリを利用していることを知られるか不安に感じる人もいます。
本人確認証を提出しているということは、マッチングアプリを利用していることを知られるのでは?と感じるかもしれませんが、ニックネームでの登録となっているマッチングアプリが多いです。
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
利用情報が投稿されない
FecebookやLINEで登録してもマッチングアプリを利用している情報が投稿されることはないです。
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
サポート監視体制の充実
不審な会員がいた場合は運営に連絡する。
サポート体制が充実していることで、業者などマッチングアプリ本来の目的と違った活動をしている会員は、排除してもらいましょう。
業者の例:マルチ商法や勧誘など
Pairs(ペアーズ)サイトより引用
ここまではマッチングアプリの安全性について紹介してきました。会員登録者数が多いマッチングアプリを利用することがオススメです。
マッチングアプリそのものに問題があるケースというのは、会員数が少ないアプリにはありえるかもしれません。たとえば会員数が少ないためにサクラがいたりなど。
サクラとはマッチングアプリ運営会社に雇われて会員として紛れ込み、一般会員のように活動している者。出会い目的ではなくビジネスとして活動している者。
マッチングアプリ利用にあたっての注意点は、会員に問題があるときです。
会員に問題がある場合
会員に問題がある場合というのは、先ほど紹介した業者のように、怪しい投資勧誘や商材を売りつけられたりする場合もあります。
出会いと言ってもいろんな人がいるため、さまざまな出会いを求めている人が多いのも事実です。
いわゆるヤリモクや楽しく遊べる異性を求める人など、必ずしも結婚相手だけを求めている人ばかりが会員というわけではありません。
「この人と会ってみたい」と思った場合は、お互いの意思を確認したうえで会うようにしましょう。
初めて会うときは人通りの多い場所にする
初めて会うときは人通りの多い場所や、喫茶店など人目のある場所にするなど注意深く行動することが重要です。
マッチングアプリは登録情報やプロフィールなど自己申告となる部分が多いです。
最初に外見を知ることができる学校や会社で出会った人とは異なります。
日常的に相談できる人を作る
日常的に相談できる人が自分の周りにいると的確なアドバイスをもらえることもあります。
万が一判断に悩むときは、身近な人に相談することも1つの方法です。相談できる友人や会社の同僚がいれば判断しやすい場合もあります。
恋愛になると相談できる人が身近にいるか重要になってきます。自分自身が冷静に判断できなかったり、客観的な意見を相談できる人は貴重な存在といえます。
まとめ
マッチングアプリの安全性が心配な人は運営会社が安心安全なサービスを提供しているか確認しましょう。
主な確認事項
- インターネット異性紹介事業届出済みか確認する
- 登録時の本人確認証の提出を義務付けている
- 個人情報・セキュリティの安全性がしっかりしている
会員に問題がある場合もあるので、初めて会うときは人通りの多い場所や喫茶店など人目のある場所にしましょう。
日常的に相談できる人が自分の周りにいると的確なアドバイスをもらえることもあります。
万が一判断に悩むときは、身近な人に相談することも1つの方法となります。
マッチングアプリ自体が安全に利用できるとしても、出会う人への警戒はある程度必要になってくるでしょう。
参考記事:MMD研究所 2023年マッチングサービス・アプリの利用実態調査
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